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古本屋店主の悲観論

アマゾンで本を値付けするとき、ほとんどの本は最安値にあわせている。
ほとんどの本の古本価格が多少の上下はあるものの、
新刊直後から時間とともに下がっていくからだ。
こんな概ね下がり調子、悲観調の古本屋仕事の影響だろうか?
日本という国に対してもバブルを頂点として、下がり調子に感じてしまう。

小さな古本屋店主の感覚からすると、国の経営はNOVAよりひどいかもしれないと
思うのだが、これで潰れないのが不思議だ。
きっと国家の経営は小さな古本屋の経営とは違うのだろう。
でも積もったツケはいつ誰が払うのだろうか?

そうそう、古本では下がり基調の価格が復活する時がある。
この前、広辞苑が話題になっていたけど、新版が出たときだ。
もっとも、古い版はゴミになって新版の古本価格が上がるのだが。
国も「改革」とのことで、いろいろ変えようとはしているのだろう。
でも中身は広辞苑と同じく9割5分は変わらず、新語で人目を引いている。
まあ、国の経営は利害関係者が多数、しがらみだらけでどうにもならないのだろう。
店主の気持ち一つですぐに変わる一商店とは違う。
本当の改革などは期待できそうにない。

この国の下降線は変えられないと思っているので、
来るべき冬に備えてアリのように働いている。
キリギリスのように遊んで暮らすのもありと思うが、
子どもを抱えていてはそこまで達観できない。
もっとも人様の冬は、わずかな蓄えなどぶっ飛ぶものかもしれないが。
結局はなるようになれか。
2007.11.09 Friday 09:30 | comments(0) | trackbacks(0) | 古本屋の日記 |